マニラ "20180612"

初めてのフィリピン、マニラ。10日間街を見てこの街の今と未来を考えてみた。2018年6月12日、ここから何かが起こる。

フィリピンで映画を観る!

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高い旅費を払って行った旅行先で、映画なんか観なくても良いんじゃない?

 

という意見は分かるし、もっともだと思う。

 

生で観るライブや演劇と違って、日本で観ても、フィリピンで観ても、フランスで観ても、映画のクオリティは基本的に変わらない。

 

でもね、オススメしたい!

 

ということで、強引に、「フィリピンで映画を観る」話題でブログを書いてみようと思います。

 


まず、どうやったら映画を観られるのかというお話から。

 

映画館はモールの中にあります!

 

モールの案内表示で、"CINEMA"と書かれている方に歩いて行けばたどり着けます。

 

わざわざ映画館を探し回る必要なんてありません。

 


着いたら、何をやっているかと時間を確認して、窓口でチケットを買う。

 

シネコン形式になっていて、スクリーン数が6〜10くらいあります。


面白いのは、封切られたばかりの映画が複数、それも3つか4つのスクリーンでやっていること!

 

なので、映画のバラエティさはさほどない印象です。


チケット売り場には、だいたい並んでいるので、その後ろに並んでおけばOKです。

 

※ネット予約もあるみたいだけど、ここでは省略します。

 

値段は、作品とスクリーンによってバラバラ

だいたい270〜280ペソ(約600円)がノーマルで、

 

3D形式だと、50ペソくらいアップ、

 

最新のスクリーンだと450ペソ(約1,000円)と高め。

 

一方、旧作品は120ペソくらい(270円)くらいと激安です!

 


今回僕は10日中4回映画館に行きました。

 

最初は、"Wonder Woman"。

 

主演のGal Gadotさんが、魅力的過ぎて、美しくて強くて純粋で、もはやリアル女神で、降参って感じだった。

※写真の方です!

 

あ、2回観ましたよw

 

2回目は3Dで!

 

日本は8月25日公開みたいなので、みなさんお楽しみに!!

 

 

他には、トム・ハンクス主演の"Mummy"。

 

ちょっと怖い。。。

 

後一つはフィリピンのタガログ語の作品で、"Area"という売春街を舞台にした映画。

 

貧困と日常が上手く描かれていて、これはね、色々考えさせられた。

 

 

 

さて、フィリピンで映画をみるメリットをご紹介。

 

1. 安い!

 

2. 英語圏なので、ハリウッド映画がリアルタイムで観られる(日本みたいに公開が遅くならない)

 

3. モールの中にあるので便利

 

4. 暑さしのぎにもってこい

 


フィリピンはとにかく暑い。

 

はっきり言って、昼間ずっと出歩くのは体力を消耗する。

 

夕方や夜はそれなりに気温は下がるので活動しやすいんだけどね。

 

ホテルに泊まっている場合、昼間はベットメイクとかがあるので、外出しなきゃいけない雰囲気だし、

 

何より、ホテルにずっといたらそれこそ何しに来たの?って言うことになる。

 

それで、クーラーが効いているモールに行くパターンになってくるんだ。

 

食べたりショッピングしたりももちろんだけど、そればっかりもねえ。

 

ということで、映画ですよ!

 

モールは広いから歩い疲れた時の休憩にもなるし、あちこちのスタンドで売ってるスナックやドリンクも持ち込める。

 

 

えっ!?

 

英語が分からない??

 

大丈夫、大丈夫!

 

だって、ほとんどがハリウッド映画がだから。

 

英語が分からなくても、演出が見事なのでストーリーはつかめるよ。

 


モール・オブ・エイジアの映画館はマニラ湾側にあるので、

 

映画がを観終わった後は食事をしながら、有名なマニラの美しいサンセットを眺めることだってできる!

 

ね、すっごくステキな過ごし方でしょ!!

チップは「プレゼント」

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チップ文化のない日本で育った人にとって、海外旅行の時のチップはすごく気になるところ。


チップの習慣も国によって様々で、

アメリカのように事実上義務化されているところ、それはそれで変なんだけど、もあれば、

「あげた方がいい」というなんとも分かりづらい国まで本当に千差万別。


フィリピンは、「必要」という認識で問題ないと思う。

人が余っている状態なので、実はかなりチップを必要とする場面は多い。

ホテルに着いたら、ドアマンがいて、荷物をフロントまで運んでくれる。

チェックインの後は、部屋まで荷物を運んでくれるポーターさんがいる。

ベッドメイキングの方へのいわゆる枕銭も必要。

他に、用事をお願いしたら、例えばタクシーを呼んでもらう、セキュリティボックスが開かなくなったので来てもらった、場合にも当然チップはあげた方がいい。

割とこれらは初日に発生するので、まだ気持ちがチップモードになっていない時は要注意。

その後の滞在が気まずくなったりします。

また、初日気をつけたいのが、小銭の用意。

現地で両替をすると、大きな札しかくれないことが多くて、チップ用の小銭やお札が枯渇することがある!

仕方なく大きめのお札を払わざるを得なくなるので、可能なら小銭の用意をしておきましょう。


他に必要な場所としては、レストランとタクシー。

レストランはサービス料10%が含まれている場合は払う必要はないんだけど、

はっきり言って、じっくりレシートを見る余裕ないので、迷ったら払ってしまうのがベター。

もちろん、サービスが酷かったり、すごく不味かったら払わなければいい。

目安は10%と言われているけれど、お店によっては小銭程度で良い気もする。


タクシーは明らかにボラれてない限り払いましょう!

こちらも10%〜15%くらい。

僕は、マニラ滞在中、Uberをずっと使っていたのは前述した通りだけど、

チップは25%くらいあえて払っていた。

自分の評価点を上げるのももちろん、Uberの制度をもっと普及して欲しいという気持ちから。

そもそも料金が400〜500円くらいなので、40円と100円の違いしかない。

たった60円でwin-winの関係が出来るんだったら、僕は払う方を選ぶ。


そもそもチップって、義務感から払うものじゃなくて、何かをしてもらったお礼のプレゼントだと僕は思っている。

だから、僕は、チップの習慣がある国の方が好き。


日本だと、どんなに素晴らしいサービスを受けても、頭にくるサービスをされても、同料金払うことになる。

少し上乗せすると、感謝されるごとろか、怪訝な印象を与えてしまって逆効果。

これってどうなの?って正直思う。


ほんのちょっとお金を払うことで、自分を好印象にできるチップは個人的にはすごくありがたい。

例えばこんなことがあった。

昨年の秋にカザフスタンのアスタナに行った時のこと。

あるレストランに1人で行った時、
バーテンダーさんとウェイトレスさんがすごく親切にしてれた。

会計の時、あえて僕は相場の倍以上のチップを置くことにした。

そして、次の日、同じレストランに入った時、
バーテンダーさんは満面の笑顔で握手を求めてきた。

たった2日目で常連扱いですよ。

しかも、小皿1品サービスしてくれた。

これがチップの威力。


チップを相場以上あげる行為は、
イコール、あなたのサービスを評価しています、と言っていること。

評価されて嫌がる人なんていないでしょ。


チップははっきりとした額は当然決まっていない。

ということは、客側が決められる。

つまり、イニシアチブを取れる。

これをポジティブに活用しない手はないでしょう。

だったら、チップは嫌々ながら払うのではなくて、

いっそのこと、プレゼントをあげるつもりで額を決めてみよう。

そうすれば間違いなく、素晴らしい何かがもたらされるはず。

ぜひ、チップを逆手にとって楽しんでみてくださいね!

フィリピンの言語

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フィリピンは英語が公用語なので、基本的に

英語がどこでも通じる。

 

※完璧な英語の方もいれば、かなり訛りがあ

る人もいる。

 

その点、他のアジア諸国と比べて、言葉で困

るシチュエーションは少ないので、旅行者に

とってはとても助かる国。

 

ただし、英語はあくまでも「公用語」。

 

フィリピン人同士の会話は圧倒的に、タガロ

グ語(フィリピノ語)という印象。

 

僕も、いればいるほど、タガログ語を耳にす

るようになっていった。

 

ただ、タガログ語で話しかけられることは、

皆無。

 

この辺は感覚で使い分けているのだろうな。

 

 

他の地域はわからないけれど、マニラに関

しては、多くの人々がバイリンガル状態。

 

これは、すごいこと!

 

日本でバイリンガルと名乗れる人は、恐ら

く、数パーセントしかいないと思う。

 

外国語、フィリピンの人にとって、英語は

外国語とは呼べないが、母国語以外の言語

を喋るということは、もう一つの自分を手

にいれることに等しい。

 

コミュニケーションだけでなく、アイディ

アの源泉になったりとあらゆることにプラ

スの効果をもたらす。

 

シンガポールやマレーシアもそうだけれど、

バイリンガル国家に住む人は殊の外優秀な

人が多い。

 

経済発展ばかりに目が行きがちだけど、

フィリピン人のポテンシャルも侮れないと

僕は思う。

 

逆に英語すら話せない日本の行く末は・・・。

 

 

今回の10日間のマニラ滞在中、僕は英語し

か使ってはいないけれど、根っからの言語

マニアなので、タガログ語辞書も買ってみ

た。

 

タガログ語の知識は全くないけれど、時折

スペイン語由来の単語が耳に入って、はっ

とすることがあった。

 

実は、フィリピンの言語構成は複雑で、

母国語として使われているのは172もある

そうだ。

 

それぞれの島や地域で使われた言葉はもち

ろん、スペイン統治時代が長かったので、

未だにスペイン語を母国語とする人達もも

ちろんいる。

 

スペイン時代から続く名家は、お嫁さんを

わざわざスペイン本土から呼び寄せて、血

と言語が途絶えないようにしているとか!

 

 

日本にいると、日本語だけで用が足りるし、

海外に出たら英語が通じれば何とかなると

思っている人が大半だと思う。

 

もちろん、それはそれで間違ってはいない

けれど、言葉と言うのはそんなに単純じゃ

なくて、歴史と環境に大きく左右されてき

た。

 

英語をオールマイティの存在にするのでは

なくて、訪れた先の言語にもぜひ耳を傾け

てもらえば、思わぬ発見があるはず。

 

172もあれば、色々と楽しめると思う。

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マニラの移動はUberで決まり!

海外の街歩きの時に重要なのは、移動手段。

 

大きな都市なら地下鉄、中サイズならトラム

(市電)やバスというのが一般的だけど、

 

ここマニラには人口1,000万を超えるのに地下

鉄はないし、他の鉄道もちょこっとだけ。

 

バスはすごく使いずらいし、軽トラをむき出し

にしたようなジムニーには、乗るのに結構勇気

がいる。

 

 

ということで、普通はタクシーということにな

るんだけど、これがまた一筋縄ではいかないの

が困ったところ(^^;

 

メーター式あり、クーポン式あり、交渉式あり

で、料金体系もまちまち。

 

僕は空港からの行きと帰りはタクシーを使った

けれど、

 

空港からはクーポンタクシーで950ペソ

(約2,200円)。

 

ところが、帰りはホテルの知り合いのタクシー

で、乗る前に220ペソ(約510円)と言われた!

 

同じマカティ〜空港間なのに、この差はなんだw

 

 

最終日、一旦空港に着いて、搭乗手続きだけ終

わらせて、空港から近くにあるMall of Asiaまで

タクシー使ったけど、

 

その時は行き先を告げてから、運転手さんが、

「150ペソ(約350円)」と言ってきた。

 

ちなみに距離はマカティの半分くらい。

 

うーん、となると、初日のあの高さはなんだっ

んだ。

 

 観光客と思われて足元を見られたのか・・・。

 

 

という感じで、タクシーにも慣れが必要。

 

交渉するもの人によっては嫌だろうしね。

 

 

じゃあ、何に乗ればいい?

 

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ズバリ、僕のオススメは、Uber

 

まだまだ観光地とは言いがたい、マニラ。

 

車での移動は避けられないなら、快適で

心配事が少ない方がいいよね。

 

 

メリットとしては、

 

1.事前に料金が分かる

 

※ボッタクられる心配なし

 

 

2.カード払いなので楽。

 

※日本と違って、大きなお札を出してもおつ

りがない、と言われることが多く結果ボッタ

クられる

 

 

3.システムで誰のどの車両に誰が乗って

いるか分かるため安全

 

 

4.モールや繁華街では数分で配車完了

 

 

車に乗るということは、密室空間。

 

Uberはシステムで監視されているため、安全性

の担保もきく。

 

また、フィリピンで自家用車を持っているのは、

それなりの所得がある層なので、その点の安心

感もある。

 

そして、何より、料金の交渉をしなくていいの

が助かる!

 

しかも、リーズナブル!!

 

※車種と混雑状況によって、料金は上下する

 

 

僕も今回が初めてのUber利用だったので、初回は

緊張したけど、

 

すぐに慣れて、臨時運転手のような感じで快適に

利用させてもらった。

 

 

Uber利用は簡単、スマホにアプリをダウンロード

して、名前やクレジットカード情報を入力。

 

後は、実際現地でアプリを立ち上げて、行きたい

場所を特定、車種を選んで配車を完了させる。

 

迎えに来てくれる人の名前と車種、ナンバーが

表示され、マップ上にどこにいるか示されるので

確認できたら声をかけに行こう!

 

移動中は無理に話しかける必要はないのでリラッ

クスを。

 

義務じゃないけれど、できればチップをあげよう。

 

僕はあえて多めに40~50ペソ置いていた。

 

Uberにはすごくお世話になったし、これからも

ドライバーの皆さんには活躍して欲しいから。

 

50ペソだって、せいぜい110円ちょっと。

 

それをケチってもしょうがないしね。